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子どもの主体性を育む
私たちは、子どもの主体性を育てたいと考えています。その為に、様々な環境を設定し、子どもたち自身が「やりたい」「やってみたい」という思いを大きく膨らますことが出来るような、遊びや活動・体験の種類、機会を多くしています。
主体性を育むための環境を通した保育を目指す!
・子どもの「やりたい」がそこにある
  ・やりたいが「継続」して出来る状態
  ・いつでもそれが出来る状況
  ・色々な遊びがある、選択できる
  ・物的環境はもちろん、保育者も環境の一つである
 
園では出来るだけ、子ども達が”やりたい”ことを”やりたい”時に”やれるだけやる”ことが出来ることを目指しています。子どもの主体性は「保育者や大人が1から10まで準備し、用意したもの」よりも「子ども達が自分で見つけ、気づき、発見した結果始めたもの」からの方が、より大きな学びにつながると考えているからです。
遊びから「学び」ます!
主体的な遊びから子ども達は色々なことを知ります。子ども達にとっては遊び=(イコール)学びなのです。この主体的な遊びを通して、身体感覚(歩く・走る・飛ぶ等)を学び、心が動き意欲が湧く活動を通して思考力・判断力・表現力が身についていきます。遊びから得ることのできる学びの経験がこれから大きくなっていく上で必要な学びへ向かう力の育成につながっていくのです。遊びの中に子ども達が成長する材料がたくさん、生きる力の基礎を育む材料がたくさんあります。
ぶつかり合い(ケンカ)からの学び
ケンカは子どもたちの育っていく一つのチャンスと考えています。そこには、子ども自身が自分の気持ちに向き合い、それに気づき、折り合いをつけていけるようになって欲しいと言う思いがあります。大人がすぐに「やめなさい」と頭ごなしに伝えると一見解決したように見えますが、それでは、本当の自分の思いを子どもたちは知れずに成長してしまいます。子どもたちが自分の気持ちをコントロールできるようになるためには、ぶつかり合うことは必要な過程です。もちろん、状況を見ながら、必要に応じて保育者が丁寧に関わります。ただ、すぐに「ごめんなさい」で解決し、育ちのチャンスを詰まないよう日頃の保育を進めていきたいと思っています。
子どもたちはケガをして成長する!
子どもたちは普段の遊びの中で色々な体験をしていきます。それは、全てが100パーセント安全なものばかりではありません。でも、小さなケガは子どもたちにとって、学びの大きいものでもあります。少し高い所から飛んでみたり、築山を昇ってみたり、出来るようになっていくとそれよりも難しいことに挑戦していきます。そういうところでケガをすることがありますが、これがないと「これぐらいなら大丈夫」という感覚も育ちません。できる限りは子どもたちの「やってみたい」と言う気持ちを大切にしていきたいと考えています。
また、3歳未満の子どもたちは、成長・発達の過程で起こりうるケガもたくさんあります。噛みつきや引っ掻きはその代表と言えるかも知れません。自分の思いをまだ言葉で伝えきれない子どもたちにとっては、思いを伝える手段として必ず起こるものでもあります。またその行動は、「これは今からするよ」と前触れが必ずあるものでは無く、突発的に起こりうる行動です。もちろん、保育の専門家として見守り、言葉で代弁しながら、色々な方法を取って保育を行っていきます。
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